鹿児島の家づくりの必須仕様~樹脂?アルミ樹脂複合?~
2021.09.24
みなさま、こんにちは!
アイランドホームの山口です😊
最近は朝も涼しくなり過ごしやすい空気感ですね
私の今の家(賃貸ですが。。)は温度が26℃で絶対湿度が
13g/㎥前後になるように調整しながら過ごしていますが
冷房もあまり使わなくなってきましたね👌
「絶対湿度が13g/㎥」🤔??
最初はよくわからないですよね。。
でも今後家づくりをされる方は必ず持っていた方がいい指標ですよ♪
これらを意識することが快適性につながります!
これについてはまた別のブログで書きますね!お楽しみに!
さて本日は「窓」のことについて書いてみたいと思います✨
お家の断熱には、断熱材、屋根、外壁、基礎、とありますが、
窓はお家の断熱に最も大切なパーツと言ってもいいのでは
ないでしょうか!
なぜなら窓は一番、熱(エネルギー)の出入りが激しい
ところだから。
窓の性能を抜きに高性能住宅は語れないですね👍
最近、家づくりを検討されているお客様で
「結露のしないお家がいい」という方はかなり多くなってきました。
2008年の日経アーキテクチュアのアンケートでは、
お家の不満第一位は「結露」でした。
結露が好きな方はなかなか変わった趣味の方か
カエルのような両生類人間だけでしょう🤷♂️w
結露は、カビやダニの原因にもなりますし、
長い事放置するとお家の耐久性が著しく低下しちゃいます。。
そう!お家の身近にいる最大の敵は、
台風や災害、シロアリではなく「結露」なのです。
実はその結露の原因の一つに
「窓枠」の性能が低いことにあります😢
窓枠は「アルミ」「アルミ樹脂複合」「樹脂」「木」の素材があります。
家づくりを今後される方は必ずどれかを選ぶことになります。
最近鹿児島でも多く使われている
「アルミ樹脂複合ペアガラス」「樹脂ペアガラス」
で比較してみたいと思います。
下記の図は窓の断熱性能を比較したものです。
※数値は小さい程断熱性能が高い。
窓全体の断熱性能を示すUw値の差は0.27で樹脂ペアガラスの方がいいが、その差はわずかなものですね。
ただガラスと窓枠として、分解して考えてみます!
ガラスの断熱性能を示すUg値は同じペアガラスなので、同じ断熱性能です。
ただ窓枠はどうでしょう。
窓枠の断熱性能を示すUf値は、その差はなんと1.93。
樹脂はアルミ樹脂複合の約3倍の断熱性能があることがわかります。
この窓枠の断熱性能の差は結露の有無としてあらわれます。
結露は空気中の水蒸気が露点を下回ると発生し、温度が低いところから結露します。
室内で最も表面温度が低いのが「窓」なのです。
なかでも下枠が最も温度が低く、次にサッシ両側の窓の温度が低くなります。
両側の枠に発生した結露は、下方に水が垂れ、下枠の結露水と合流して水浸しになります。。
これを放置するとゴム部分にカビが生えます。
それがダニやシロアリの原因にもなります。。。
結露をしないお家を実現するには「樹脂」と「木」の窓枠は必須✨
ただ木製サッシは樹脂サッシの4倍近くの値段になりますのでコスパはよくないでしょう。。
昨今、鹿児島の住宅業界では「アルミ樹脂複合サッシ」
を使っているのが主流になっています😥
アルミ樹脂複合サッシを標準仕様としている会社によっては、
「ペアガラスなので結露しないですよ」
と言われる方がいらっしゃいます。
これを見ていただいた方は
「なんちゃって高性能住宅」に騙されないようにしましょうね!😎✔
当社の家づくりに興味のある方はお気軽にお問い合わせください♪