建築家は敷地をどのように見ているのか?
2021.04.18
皆様、こんにちは!
R+house鹿児島北店の山口でございます♪
最近ちょっとずつ、日の入りが遅くなり、
一日が長くなった気がしますね🤩
なんだか得した気分になります笑
さて、最近多数のお客様より、
建築家ってどのように土地を見てるの?
という質問がたくさんありましたので
建築家のご意見をご紹介します!!
建築家は私たちとは異なる目線で敷地をチェックし、
設計を行います。敷地の条件を最大限に生かした
プランを提案してくれますので
今後のご参考にされてください♪
◆建築家はこんなところをチェック!
建築家:小川真一郎 氏
まずはじめに敷地に立って周りを見渡し、隣家の窓の位置や
大きさ、視線が抜ける方向や空や植栽が見える方向を確認し
ます。次に周りの家の塀はどんな材料でつくられているか
などから、地域住民同士の風通しの良さ(開放性の傾向)
を感じ、屋根のカタチや植栽の量なども観察し、ここに
済んだイメージを膨らませます。
さらにゴミ集積場の位置など、周辺環境を大雑把に把握
します。また通風などの情報を得たうえでこの敷地でいち
ばん居心地のよい場所を見つけ、そこを暮らしの中心
に据えてみるところから設計を開始します。
建築家:田淵一成 氏
土地の雰囲気を感じるところから家づくりが始まります。
日の当たり方や風の方向はもちろん、鳥のさえずりや草木の
においなども感じます。そうすることでなんとなく
建築もどう建つのがよいか見えてきます。
建築家:木内浩司 氏
気象庁のホームページでは、過去20年間の気温や降水量、風
などの気象データを検索できます。それをもとに敷地周辺の
観測スポットのデータを分析してから現地調査へ出かけ、
設計に活かしています。
地域の街並みに特徴がある場合は、屋根や外壁の形状、色彩
バランスを街並みになじむようなデザインを目指します。
住宅が建て主のものであると同時にその地域に共存するもので
もあるので個性を持たせながらも街並みに対して素直な形
をデザインします。一方で、人工的で似たような低層戸建
住宅が立ち並ぶ新興住宅地など敷地に個性がない場合は、
その光景に埋没しないような形状を模索していきます。
建築家:中田啓予 氏
LDKやキッチン、個室など具体的に部屋の中にいることを想定し
て窓からどのように視線が抜けたらいいか、どの景色が見えたら
気持ちよいかを想像すると設計のアイデアがわいてきます。
建築家:山本清美 氏
敷地調査では、隣地に関して「変更されないもの」と
「変更が想定されるもの」を考えます。
たとえば公園や道路などの公有地は変更される可能性は
低いと言えます。反対に私有地に古い家屋が建っている場合
は、近いうちに建て替えの可能性を考えます。私有地でも
建てたばかりの家がある場合はしばらく建て替えはないと
かんがえていいでしょう。隣地の変化を想定しながら、窓の位置
や庭などを考えていきます。
いかがでしょうか??
一部の建築家のご意見を集めて紹介させていただきました😎
もっと聞いてみたいな!ヾ(≧▽≦*)o
建築家ってどんなことができるんだろう!q(≧▽≦q)
ご興味のある方はぜひR+house鹿児島北店まで
お問い合わせください♪